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白石渕路句集『蝶の家』

高浜虚子の「花鳥諷詠」「客観写生」を受け継ぐ

深見けん二氏のもと、のびやかに俳句を学び、

感性を磨いてきた著者。

心を季題に託してうたい、確かな写生の力で

眼前の景を鮮明に切り取った308句を収録。

「花鳥来」最若手の第一句集!

発行:2017年9月17日
序文:深見けん二

装丁:田中淑恵
四六判ソフトカバー 184頁
2600円+税

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第41回俳人協会新人賞受賞!

◆帯文より
「雨粒につぎつぎお辞儀はななづな」
写生の道は、どこまでも深い。
渕路さんの句は平明であるが、季題がよく働き、新鮮である。そして、そこに作者の心がこもっている。どの句も時間をかけてその季題を写生することで、余韻の広がる句になったと思う。
(深見けん二)

◆深見けん二選12句
生きることまた託されて春の星
空を飛ぶ這ひ児人形つるし雛
一片の落花に時の流れ出し
ひとなでをしては鵜籠に戻しをり
朝市に届く野菜や夏燕
水に置く流燈母を照らし出し
帰国せし夫にもくもく秋刀魚焼く
身籠りし子は女の子小鳥来る
目玉より動き出したる蜻蛉かな
雑踏に富士をひろげし暦売
自づから輝くものに冬木の芽
歯の生えし児にひとつぶの年の豆

<著者略歴>

白石渕路(しらいし ふちじ)
昭和45年、東京生まれ。深見けん二・本井英各氏に師事。平成14年「花鳥来」入会。俳人協会会員