『国際歳時記 春』が2020年4月11日の「ねんてんの今日の一句」で紹介されました。評者は坪内稔典さんです。

麗らかやマーマレードを煮る厨   向瀬美音

 

 この作者の編んだ『国際歳時記・春』(朔出版)から。春の季節を示す語にかかわる世界各地の句(母国語で詠んだ)を約700句を集めている。編者はあとがきで、「各国にはそれぞれの季語や季感があるわけで、そうした海外の季語を学んでいきたいと思っている」と言う。この姿勢がいいなあ。よく見かける季語ナショナリズムとも言うべき俳人の狭さを破っている。

『国際歳時記 春』が2020年4月14日の毎日新聞で紹介されました。
評者は櫂未知子さんです。

日本語、英語、フランス語訳を併記した画期的な俳句集。「春惜しむ」「遠足」「鶯(うぐいす)」「薊(あざみ)」など、季語の守備範囲が広いのも本書の特徴である。向瀬美音作<遠足の後尾乱れて白き雲>

向瀬美音句集『詩の欠片』が毎日新聞(2019年5月9日 )夕刊の「人模様」で
紹介されました。インタビュアーは編集委員の森忠彦さんです。
読売新聞(2019年5月19日)の「四季のうた」に、向瀬美音句集『詩の欠片』の俳句が紹介されました。評者は長谷川櫂さんです。

詩の欠片大西洋に拾ふ夏  向瀬美音

 

太陽のように雄大な詩。あるとき、それが粉々に砕けて世界中にばらまかれた。海に沈んだ欠片は長い時を経て打ち上げられる。砂浜の貝殻やガラスはその欠片なのだ。だからこそ、これほど人の心を魅了する。句集『詩の欠片』から。

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