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『藤川游子句文集 游庵/敬天』

 句集『游庵』/文集『敬天』の二冊構成。高柳重信の生き方を学ぼうと大海に飛び出して三十余年。俳句と共に旅する中で、鎮魂の想いをうたい、忘れがたき先人の言葉を綴る。 粋な出逢いに恵まれ、やわらかに生きる一人の女性俳人の道がここにある。

発行:2016年12月25日
装丁:間村俊一
四六判上製本函入 
4300円+税

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◆句集『游庵』自選10句
三月の七日忌日の一詩人
昼顔の中へ真昼間消えてゆく
鷺草や軀の中にある古巣
約束のマスクメロンは横切りに
夏至に集う利休鼠と利休箸
薄墨の色を慕いて夏至の沖
時の影花野の片隅への途中
秋霖のなか敗北の碑を建てる
生き様はうまし海鼠の腸よ
透明の蒼をめざして疾走す

◆文集『敬天』目次
松蟬
三位一体説
宇治のお茶――徒然なるままに 
『和栲』と『荒栲』
花に隠れて
窓秋さんの色紙と短冊
夾竹桃
前景
季の兆し
一本の鞭におもう
木が招いた人達

<著者略歴>

藤川游子(ふじかわ ゆうこ)
1938年、京都にて生まれる
句集に『能面』『銀川』
現代俳句協会会員、大阪俳人クラブ会員